【セミナー参加】adobe max japanにいってきました

こんにちは デザイナーのくまです
チーム1の引きこもりなのであまり表舞台にも外にもでないんですが、
年に1回のアドビユーザーのためのクリエイティブの祭典、AdobeMAXJapanには引きこもってはいられねえ・・どうしてもいきたかった・・・
そんなイベントレポートです。ちょっと時間たっちゃいましたが。

展示ブース
各企業が自社の製品を紹介するコーナーが真ん中にどーん
各社のフォント紹介・Adobeの製品紹介・インテルのPC、ワコムのペンタブレットなど憧れのあれじゃん!がもりもりしてたんですが
写真を撮り忘れたのでもりもり具合がお伝えできませんすみません。プレゼント配布イベントはすでに焼け野原でした無念!
タトゥーシールの配布には間に合ったので、メインで使うphotoshopとXDはっておきました。

バリエーション豊富なセッションの数々
お昼からの参加だったので、午前のキーノートはききそこねました・・
基本的に豪華な講座が無料で受けられます。無料ですよすごいですね。ちなみに有料のものもあります。
1日に4回、好きなセッションに自由参加できるんですが
全部で同時に9つ開催される中から行けるのは1つ・・・・めちゃ分身したかったです。
選んだ時は知らなかったんですがありがたいことに一部が公式サイトにアーカイブが載せられていたのでめちゃくちゃ感謝です。

私がうけたのは下記の4つになります。以下簡単な感想をつらつらと。

彷徨えるレタッチャー!! 静止画と動画の境界をボーダレスにサヴァイヴ !!
https://maxjapan.adobe.com/archive/2018/photo-session-1/

大変お恥ずかしながら、レタッチャーの方の作業というのは単純に写真を補正するだけ・・
例えば人物の肌などを綺麗にしたりといった調整をするだけかと思っておりましたがレタッチをする範囲は写真だけでなく、CG、イラストなど多岐にわたる静止画のカラーを調整する役割を持たれています。

  • レアレタッチ
  • レタッチしていないようで、微調整をほどこした生っぽいレタッチ写真。レタッチしてないように見える補正ってめちゃくちゃ難しいですよね・・

  • デリバリーヴォンズ
  • カメラマンさんと一緒に現場に趣き、時に撮影した写真の調整を行ったりカメラマンと協力して、写真を仕上げていきます。

  • 渋谷カウントダウン
  • デジタルサイネージやWEBでの広告の比率が増えていく中、静止画の可能性を見出した話
    渋谷のスクランブル交差点に大きな静止画が乗った時にm静止画だって人に大きなインパクトを与えることができる
    動画ばかりが主流になっていくが、静止画の力もなかなかのものだと再認識

  • カメラマッピング
  • 動画を撮って、シネマグラフにするのではなく
    1枚の写真のまま回り込むことで立体感をだす。でも元の素材は1枚写真で、別角度から撮ったりはしていません。
    この技術で作成されたデジタルサイネージ広告の、のどごし生が電通賞を受賞されていました。

    レタッチャーとして生き残るためにはどういう道を歩めばいいのか、
    常に実践と検証の繰り返しへの情熱とパワーがめちゃくちゃ伝わってきました・・・。

    Adobe XDで実現!カスタマーエクスペリエンスを向上させる クリエイティブとマーケティングのコラボレーション
    https://maxjapan.adobe.com/archive/2018/ui-ux-session-3/

    数字のことはデザイナーは関与しなくていい・お互い何を問題点としているのか、判断基準がずれたまま政策を行ってしまっているという現場は多いかと思います。
    XDを使用することで、齟齬をへらしてカスタマーエクスペリエンスの向上につながる、という内容でした。
    デザインばかり見ていると、当初の目標を見失うことはよくある話ですし、常に確認できる環境を構築するにはphotoshopじゃ重すぎるし・・・
    なるほどXDに全部入れて試してみたく思います。

    デザイナー・イラストレーター必見!世界的コンセプトアーティストがライブペイントで魅せる脅威のPhotoshopマル秘テク2018
    https://maxjapan.adobe.com/archive/2018/design-session-2/

    ライブペイント実演で、実演中はネオンちゃんが質問をひらってくれたり場をもりあげたりしてくれるのでわりと賑やかなライブペイントでした。
    1時間で0から絵を描き切る、という制限時間付きの絵は美大の受験で学んだことがあるんですが
    photoshop上で再現するには絵を描く技術以外にphotoshopのツールを使いこなせることと、道具を揃えておくこと・道具の使いかたが必要になり難易度はかなりたかそうでした。すごい。すごいにつきます。
    そしてデザインでも大枠の形をすぐに作れると打ち合わせもスムーズに進むし出し戻しも少なくなるので、
    先のXDで齟齬を生まないように〜という状況とともに
    今後取得しておけば有利に働きそうなスキルだと感じました。

    知られざる最強の写真管理&カメラアプリ! これだけ聞けば誰でも使いこなせるLightroom活用術
    https://twitter.com/mayumine/status/1065249148025204736

    趣味とたまに仕事で撮影する機会があるんですが、現像するときにLightroomクラシックを使ってはいたものの使いこなせている感がなく・・・
    CCはスマホでも共通の機能が使えるよう、アプリっぽくなってたの知りませんでした。しかも課金して自分の好きなパーツ追加すれば
    photoshopでもちょっと骨折れることがサクサク簡単にできるように・・・。なんてこったい。ツールを絞ったことでかなり使いやすい&SNSに乗せる写真であれば十分な機能!クラシックアプリはいっぱいいじれてよかったんですがスマホで触るにはちょっと持て余してたんですよね〜はは・・。
    また、スマホで撮った写真が基本的にクラウド保存されており、スマホの容量を圧迫せずに写真撮って補正するものを決めることができるので
    iphoneXsの高性能カメラと組み合わせたら、カメラは必要ないのでは・・?と思えるものでした。

    セッション後にはBEER LASHが開催されていたんですが時間の都合で参加しそこねたので割愛します。
    クラブ会場みたいになってました。引きこもりには刺激が強かったです。

    全セッション受けて思ったのがですね、
    ・新機能を存分に活かした作業の高速化
    ・ライブペイントの必要性
    ・デザイナーも上流を意識する
    ・常に新しく取り入れられそうな技術の研鑽は惜しまないに越したことはない!

    といった感想でした。各登壇者の方、素晴らしいお話をありがとうございました・・・。めちゃくちゃ楽しかったです。

    今、一部の案件だけですが、お客様と一緒に会話しながら作成していくライブペイントならぬライブデザインさせてもらってます。
    今は私の技術的に他のお客様への展開はできていないんですが、
    もっと改良したらより早いサイクルでデザインの改修が回せて、質の高いものが作成できる存在を目指したく思います。気になる方はぜひご相談ください。
    来年こそは午前から行くぞ・・・と心にきめつつ、分身しなくてもよくなったので残りのセッションを見ていきたいと思います。

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