本日、勉強会特別編として映像制作の第一線で活躍されている、
クロスコ株式会社の木村様をお招きして、
映像制作のワークフローや、実際の映像提案の際のアドバイス、業界の裏話まで、
セミナー形式で様々なことをお話しいただきました。
ここでは全てを書ききれないので、ざっくり概要だけご紹介いたします。
◆お話し頂いた項目
・映像の効果
・映像の特性
・映像の活用
・映像制作のフローの説明、
・制作上の留意点
他社事例として、実際にWebで公開されているものを踏まえながら、
制作者の視点やこだわり、ブランディング重視の造りなのか、
商品訴求をしたいのか、体験してもらう狙いなのかといったことを、
プロの視点で丁寧に解説いただきました。
また、従来までの、専門機材やノウハウが必要だった撮影が、今ではスマホで手軽に撮れたり、
Webコンテンツであれば、安価な360度カメラを使ったVRも作れてしまう時代なので、
いわゆる「テンプレート作成」では満足できなかったり、より効果が高い体験を提供していくために、
我々クリエイターに必要なこと、目指す方向性などを考えていくことが大事だと感じました。
これは、Web制作に関しても同じことが言える状況なので、
クライアントのために考えること、そして成果を出すことにこだわって、
仕事を続けていきたいと思いました。
そのほかにも、TVCMなど人の目に触れる機会が多い場合は特に、
ちょっとした言い回し、口語表現、正しいとされる日本語を使わないと、
現代はちょっとしたことでSNS拡散&炎上する時代なので、
シナリオや素材等、他社領域のものであったとしても、
常識的なことは自身でもチェックする姿勢は大事だとおっしゃられていたので、
この姿勢はクリエイターとして大事にしていきたいと思いました。
最後の質疑応答で、弊社チームの若手からでた質問の中で、
「施設案内VR作ると、それに満足して来客しない人も出るのでは?」といったものがありました。
講師の木村様からは、「興味持ってもらうきっかけとして考える」、
「匂いとか温度とか、その場でないと体験できない、五感に訴えられるものをPRする」、
などといった、解決のヒントを教えて頂けました。
これについては、そこで満足させない為にできること・やるべきことを考えるのが、
まさにクリエイターに必要で、腕の見せ所で、仕事だと思うので、
やはり考えることが大事だと感じました。
講師を務めて頂いた木村様、どうもありがとうございました!
クリエイティブディレクター
Keichi .S
元デザイナーとしての経験をもとに、デザイン面はもちろん、ユーザビリティ、アクセシビリティにも配慮したWebサイトの制作を心がけています。また、改善提案やコンテンツ企画も得意としており、クライアント様、ユーザー双方のニーズに合わせたご提案ができます。