【開発ブログ】2023年9月〜10月まとめ

2023年9月から10月にかけて、テクノデジタルの開発ブログで公開された下記3つの投稿についてまとめました。

詳しくは社内の開発ブログをご覧ください。

Docker内でwebdriverに使っているGoogleChromeをダウングレードする

“webdrivers”が対応していないChromeバージョンを使用する場合、Chromeのダウングレードは一時的な対処法として使用できます。

以下はダウングレードの手順です。

1. ダウングレード方法:

CHROME_VERSION=114.0.5735.90-1
wget --no-check-certificate https://dl.google.com/linux/chrome/deb/pool/main/g/google-chrome-stable/google-chrome-stable_${CHROME_VERSION}_amd64.deb
dpkg -i google-chrome-stable_${CHROME_VERSION}_amd64.deb || apt -y -f install
rm google-chrome-stable_${CHROME_VERSION}_amd64.deb

このコマンドを使用して、特定のバージョンのChromeをダウングレードします。バージョン番号(例: 114.0.5735.90-1)は、使用するバージョンに合わせて変更する必要があります。

2. ダウングレードの理由:

  • gem “webdrivers”は特定のChromeバージョンに対応しておらず、Chromeバージョン115以上を使用するとエラーが発生する可能性があります。
  • ダウングレードは一時的な対処法であり、他の対処法(gem “selenium-webdriver”の使用、gem “webdrivers”のバージョンを5.3.0以上にアップグレード、rails_helper.rbに設定

Webdrivers::Chromedriver.required_versionを追加)も検討すべきです。

Chromeのダウングレードは特定の状況で必要な場合がありますが、通常は最新バージョンのChromeを使用することが推奨されます。

詳しくはdocker内でwebdriverに使っているgooglechromeをダウングレードするをご覧ください。

The Rust Programing Language 日本語版について

  • Rustは、安全で高速なプログラミング言語であり、CやC++に代わる選択肢として注目されています。メモリ安全性を重視し、性能も追求しています。
  • “The Rust Programming Language 日本語版”は、Rustの基本概念、文法、機能、および応用的なプログラミング手法について詳細に解説しています。初学者から上級者まで幅広い情報を提供しています。
  • ドキュメントは基本編と応用編に分かれており、メモリと所有権の概念、Rustのプログラミング手法、Webサーバーの実装などをカバーしています。
  • プログラマとしてメモリの制御は重要であり、最適なメモリ操作手順を考えることがプログラミングの本質です。Rustはガベージコレクションを使用せず、メモリの処理を厳格なルールに従って制御する特徴があります。
  • Rustを学ぶことはプログラミング全般の知識を向上させ、より技術的に熟練したプログラマになる手助けになります。
  • Rustは低レベルなシステムプログラムから高レベルなWebアプリケーションまで幅広い領域で利用されており、新しいスキルを身につける機会として価値がある言語です。

これらがThe Rust Programming Language 日本語版のポイントです。

詳しくはThe Rust Programing Language 日本語版についてをご覧ください。

AL2023にzabbix6.0+RDSでHA構成に挑戦してみた

ここでは、Zabbix 6.0のハイアベイラビリティ(HA)構成を構築する手順を紹介します。

概要:

  • EC2インスタンスとRDSをセットアップ
  • Zabbixをインストール
  • RDSに初期スキーマとデータをインポート
  • zabbix_server.confを編集

作業手順:

  • EC2とRDSのセットアップ
  • Zabbixのインストール作業

Zabbixリポジトリをインストールし、Zabbixサーバー、フロントエンド、エージェントをインストール。エラーが発生した場合は依存関係を解消するために必要なパッケージを手動でインストール。
RDSへの接続設定を行い、初期スキーマとデータをRDSにインポート。また、RDSのパラメータグループで必要な設定変更を行う。
zabbix_server.confを修正し、Zabbixサーバーとエージェントのプロセスを開始。
ZabbixのWebインターフェースを使用して初期設定を行い、HA構成のセットアップを完了。
HA構成の確認を行い、必要に応じてアクティブなサーバーを切り替える手順を説明。
最終的にHA構成が確立され、データの途切れない流入を確認。

手順通りにすることで、Zabbix 6.0のHA構成をセットアップすることができます。

詳しくはAL2023にzabbix6.0+RDSでHA構成に挑戦してみたをご覧ください。

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