こんにちは、デザイナーのkushiharaです。
もうすぐ新しい年が始まりますね。私たちのチームでは毎年、年賀状の作成をしていましたが、今年は年賀動画を制作しました。今年も無事完成し、みなさまにお届けできる準備が整いました。このブログでは、今回制作した年賀動画のコンセプトや制作過程、そして学びについてご紹介します。
悩みを紐解き、事業を伸ばす
ヘビのうねりを「モヤモヤ」として表現
2025年は巳年ということで、ヘビの特徴を活かしたデザインにしました。
ヘビの特徴として、うねりや絡まりなどが挙げられます。今回は、その特徴をお客様が抱える「モヤモヤ (悩み) 」として表現しています。また、背景を青海波にして新年らしい和の雰囲気にしました。
悩みを解決して成長するアニメーション
先ほどのモヤモヤが一本線となり白色に変わることで、悩みが紐解かれることを表しています。
そして、一本線が雲を突き抜けるアニメーションにすることで、事業のが大きく成長することを表現しました。
メインのビジュアルは今年の干支であるヘビを使い、背景に富士山と初日の出を取り入れて日本らしい新年の雰囲気を演出しました。ヘビの色は白色にして、縁起が良いとされている白蛇にしています。また、最後フェードアウトしていくことで動画がループしても違和感がないようになっています。
参考調査の重要性
絵コンテから作り始めたのですが、できるかできないか判断できなかったため考える時間が長くなってしまいました。慣れていないツールを使用するため、頭で思い浮かべている理想の状態から作るのではなく、真似できるものを探してその中で作る参考調査の重要性を改めて感じました。
動画における情報の優先順位
短い動画尺や5MB以下という容量制限の中で効果的に伝えるためにも、場面転換(画面切り替え)で動的に見せる見せ方と1画面で動きをあしらいとして活用する見せ方の2種類を「伝えたい内容を何か」で判断して使い分けること動画における優先順位の付け方を考えられることができました。
GIF圧縮の新たな知見
最初は圧縮サイトを活用してGIF圧縮をしていたのですが、Photoshopを使用したGIF圧縮が効果的でした。これからの制作でも活用する場面があると考えられるため、うまく活かしていきたいです。
こちらの記事に圧縮方法が載っていたので、気になる方・困っている方は是非試してみて下さい!
今回の年賀動画制作では、短い尺の中で多くの情報を伝えつつ、お正月らしさや企業の価値観を織り込むことに挑戦しました。完成した作品を通じて、少しでも新年の希望を感じていただけたら幸いです。今後もより良い作品を目指して取り組んでいきます!
それでは良いお年を!