【GMコラム vol.9】クオリティを上げたいなら1pxを大事にして

おはようございます!ときどき朝出社するとこれからデスクを移動するのかと言わんばかりに突然掃除を始めるデザイナー、Ayumiです。

朝のちょっとした時間に読めるクリエイティブな話題『GOOD MORNINGコラム(略してGMコラム)』をお届けします。

「1pxを軽視することは、デザインそのものを軽視することである」
どやあ。もう一回、どやあ。
すみません、格言っぽく言ってみたかっただけです。

1pxのズレを指摘すると、ときどき白い目で見られることがあります。ここ1pxだけ右にズラしてくださいとか、赤入れしてるとたまに自分でも面白くなります(笑)

どうして、たった1pxにそこまてこだわる必要があるのか?

塵も積もれば山となる。

たった1pxでも、そのズレを続けていると結果的に10pxの大きなズレを生み出しかねません。

やはり揃ってると美しい。

たぶん1pxのズレなど、普通の人はわかりません。でも、違和感って感じるんです。と、私は思っています。

切り出ししづらい。

デザインとコーディングを分業しているところでは、丸ごとPSDを渡してコーダーさんが切り出しするところもあると思います。1pxズレてると困ります。ピクセルずれしてるともっと困ります。きっとあなたのズレをコーダーさんがそっと直してくれてるに違いない。

計りづらい。

上と同じ感じですが、コーティングするときに余白など計って反映しようとするときに、こっちは20px、あっちは21px、そっちは19pxとなっていると悩みます。たまに私のようなやつがいるのです、意図的にちょっとだけズラすやつが…。だから、そのズレを「もしやデザイナーのこだわりなのか?!」と考えて、そこだけズラすの手間だけどそのまま反映してくれる優しいコーダーさんもいるのです。ミスだって言えない…(´;ω;`)泣

レティーナを泣かせる。

Retinaなどの高解像度ディスプレイに対応するために2倍の画像を作るときもあると思います。ですが1pxでもズレてると、ピクセルずれを起こしてときどきぼやけてしまっている画像が…。

細部の表現にこだわれなくなる。

これが一番言いたいことかもしれません。
1pxにこだわれない人は、Webデザインで細かい表現である線や影などが、雑であったり上手く使えていなかったりします。同時に、他のデザインをみるときも、きっと細部は気にしないでしょう。

偉そうに書きましたが、私も新人時代は先輩たちに「ずれてるよ…?」「…すみません、直します」と毎日指摘されピクセルずれを直していました。でも、やはりそのピクセルを指摘してくれた先輩たちのクオリティはいつも高いのです!

今も気をぬくとズレてるので、自分を叱咤するためにも書きました。こんな記事書いてるのに、「鈴木さんズレてるじゃん…」って突っ込まれたら…。

それでは、今日もハッピー&クリエイティブな1日を!

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