2024.11.13
TDのオフィスってどんな感じ?見てみよう!
2020.06.02
すべて※必見!エンジニアから営業に!(部署異動について)
皆さんご無沙汰しています!
採用ブログ担当のY’sです!
最近少しずつコロナウィルスの影響も落ち着いているのか、
街中や電車には徐々に人影が増えてきました 😯 😯
さて今回の記事では選考の中でよく質問をいただいている
部署異動に関する記事を記載していきます!(少しでも参考になるといいなぁ)
この記事では今年(2020年)に入り、エンジニアから営業に
部署異動を行ったShuさんに色々とお話を聞いてみました!!
それではLet`s インタビュー!! 😎
(1)部署異動をしたきっかけはなんですか?
社長から次のステップに進むために営業も経験してみてはどうか?という話があったのがきっかけです。
ただ、私自身も営業という仕事に以前から興味を抱いていました。
これまではエンジニアとして、与えられた仕事をこなす日々でしたが、
営業が頑張ってくれなかったら自分は今後食べていけないな。
じゃあ自分で仕事を取ってくるところもできるようになりたいな。と思っており、
会社の方針と自分の今後のキャリアビジョンが一致した結果、今回の異動が実現しました。
(2)営業に異動になったことで困ったことはなんですか?
意外と自分がシステム開発についてごく一部分しか知らなかったんだなと思い知らされ、
そこのギャップに困惑しました。
エンジニアとしてプロジェクトに参画する際は、プロジェクトのキックオフから始まり、
要件定義、設計、実装、テスト、リリースで一旦の終了を迎えますが、
実はそれは氷山の一角で、実際にはお客様からのヒアリングに始まり、
要件の整理、見積もり、提案、エンジニアのアサイン調整、発注、各種契約という
様々な業務が存在しています。
それら無しではプロジェクトはそもそも始まらないので、
営業は縁の下の力持ちなんだなと感じています!
(3)営業として慣れるまでにどの程度かかりましたか?
これは営業とかエンジニアとかあまり関係ないですが、
この業界の仕事は定型な仕事は少なく、常に新しいことに直面し、日々学びがあります。
そういう意味ではいまだに慣れていません。
「定年を迎えて退職する日に「そろそろこの仕事にも慣れたな」と
思えるようになっていると良いなと思います。」
(4)給与面に変化は有りましたか?
変わりませんでした。
むしろ営業としてはペーペーな自分にエンジニア時代と同額を頂けていることに
心苦しさは感じていますが、家庭を持つ身なので、甘んじて頂いています。
その分、早く会社へ貢献できるよう、日々頑張っています。
(5)主な営業の仕事の流れを教えて下さい
営業にも色々な役割を持った人がいて、それぞれ業務の内容も異なってきますので
私に限定してお話ししますと、まず私自身は請負開発の営業を担当しており、
案件を受注し、開発チームへバトンタッチするまでの部分が主な業務となっています。
まずはテレアポ経由や自社HPからのお問い合わせ、既存顧客からの引き合い等により
開発案件のお話が発生したら実際にお客様先へ訪問を行い、詳細情報のヒアリングを行います。
それをもとに、システム開発の見積もりの作成を行います。場合によっては開発チームに
情報を引き継いで見積もりをお願いすることもありますが、
私の場合は元エンジニアということもあり自分自身で作成することが多いです。
見積もりが出来たらシステム開発の提案書を作成しお客様にご提案を行います。
そのまますんなりとご発注頂けるようであればいいのですが、
そういったことはごく稀で、通常はここから先方予算に合わせて
開発スコープを調整して金額を調整したり、先方より追加要望があり
見積もりの再作成を行ったり、2度3度ご提案を重ねます。
キックオフMTGを無事に終えたら、そこから先は基本的に開発チームへとバトンタッチしますが、
システムが完成し納品が完了したら、営業が請求等の事務作業を行います。
また、作っておしまいになってしまわないよう、定期的にお客様とコンタクトを取って
次期案件情報のヒアリング等を行ったりもします。
(6)エンジニアだったからこそ営業に活かされたスキルは有りますか?
お客様から要件のヒアリングを行い、作るべきシステム像を思い描き、
それをアウトプットしたり、工数の見積もりを行ったりします。
通常は、ヒアリング以降の見積もり等の作業は営業部門から開発部門にバトンタッチして行うものですが、
なかなか開発側も日々プロジェクト業務に追われ思うように身動きが取れないのが現状です。
そうした際に、私自身エンジニアとしての経験とスキルがあるので、自分自身でシステムの概要を設計したり、
機能一覧を洗い出して工数見積もりを行ったりといったことができるので、
そういった意味でエンジニアでのあらゆる経験、スキルが役立っています。
(7)逆に営業になったことでどのようなスキルが必要だと感じましたか?
調整力が必要だと感じました。
もちろんエンジニアでもリーダーになってくると調整力は必要ですが、
営業は社内外問わず色々な方面に対して色々な調整を行う場面が
圧倒的に増えるので、日々調整の毎日です。
(8)今後の営業の形として、自分の理想像、
目指すべき営業の形があれば教えて下さい
どうあるべきか、というところはまだ見えていないのが正直なところです。
今後業務の中で自分の目指すべき方向を見出していきたいです。
(9)エンジニアだった頃と比べて、仕事のやり方、考え方など、
価値観が変化したことはありますか?
エンジニアの頃はとにかくモノづくりが好きで、全部自分たちで作りたいと考えていました。
例えばメディアサイト構築でもCMS等使わずにスクラッチで作ったほうがシンプルに、
柔軟に、より要望に沿った素晴らしいものが作れると思っていました。
事実その通りだと今も思っていますが、一方でお客様には予算というものがあります。
システム開発にどれだけお金をかけるのか?という部分ですね。
例えばスーツで例えると、フルオーダーのスーツはそれぞれの体形に合った
とても素晴らしいスーツであると同時に高額です。皆が皆そういったスーツを買えるものではありません。
中にはお金に余裕があってスーツもすべてフルオーダーで注文する方もいますが、
消費者の多くは吊るしのスーツを購入します。
安価な吊るしのスーツであっても目的は達成できますし、十分に実用に耐えうる品質だからです。
システム開発も全く同じで、お客様のご予算によってスクラッチでの開発は行えないこともあります。
そういった場合は、パッケージ製品やASP等、世にある様々な既存の仕組みを組み合わせて
ギリギリまで費用を抑えた提案をすることもあります。
エンジニアだったころはどれだけ工数をかけても素晴らしいものを!と思っていましたが、
営業になった現在は、限られた予算の中でどれだけお客様の要望を満たすことができるか?を
考えるようになりました。
もちろん、予算が少ないから品質を落とすといった妥協をするという意味ではありません。
(10)エンジニアだった頃と比べて仕事に対する
達成感・充実感はどう変化しましたか?
エンジニアも営業も業務内容に違いはあるものの、
テクノモバイルの掲げる「お客様のデジタルビジネスを成功に導くこと」という
同じミッションを持って業務を行っているため、実際に開発したシステムの
リリースを迎えた際の達成感・充実感は変わりません。
ただ、エンジニアと違って営業は成果が目に見える数字になって表れるので、
良い成果を出せると個人的には誇らしく思いますね(笑)
(11)今後エンジニアから営業を目指されている方にひとことお願いします!
自分が何のため何を作っているのかを考えながら日々の業務に臨むと良いと思います。
これは営業へジョブチェンジを考えていないエンジニアにもしっかりと考えてほしいことですが、
教会を建てるためにレンガを積み上げる職人と、親方に命じられたままレンガを積み上げるという作業だけを
こなしている職人では同じモノを作っていたとしても成果が違います。
モノを作る際には必ず何かしらの課題や目的があり、それを解決、達成するために作ります。
常日頃「自分は何のために何を作っているのか?」を考えながら仕事をしていればお客様から
ご相談を頂いた際にも自然とより良いご提案が思いつくようになります。
Shuさんはいつも多角的な視点から物事をしっかりと捉え、その場に応じた的確な答えをいただける社員です!
(技術的な面や困ったことはいつもShuさんに質問してしまって解決まで導いてもらっています!)
今回もいっぱい質問してしまったのですが、それぞれの質問に対して
エンジニアとしての立ち位置と営業的な立ち位置からギャップを
分かりやすく説明していただきました!!
今回は部署異動についても気になっている方々は是非今回の記事を参考にして
今後のキャリアについて考えていただければと思います!
それでは今回の記事は以上とさせていただきます。
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